5月5日は端午の節句、こどもの日です。
こどもの日には、なぜか「菖蒲湯」に入る風習がありますね。
そして地域によっては、菖蒲の葉を頭に巻いたりします。菖蒲を頭に巻くことには意味があるのでしょうか?
こどもの日に菖蒲を頭に巻く意味や効果は?菖蒲湯の由来も紹介ということで、
今回は、こどもの日にまつわる風習や由来について紹介します。
5月5日のこどもの日に菖蒲の葉を頭に巻く理由は?
菖蒲やヨモギは「邪気を払う」という言い伝えがあります。
そして、菖蒲湯に浸かりながら菖蒲の葉を巻くことで「頭がよくなる・賢くなる」と言われています。
その昔中国で、病気や厄災を払う力が宿ると言われている菖蒲を玄関に飾り、菖蒲酒を飲んで邪気を払ったことが始まりとされています。(諸説あります)
やがてその風習が日本に伝わり、古くは戦国時代の頃から、5月5日は菖蒲湯につかっていたという文献も残っているとのことです。
そして長い年月を経て、現在でも菖蒲湯に浸かりながら頭に巻く風習が続いているのですね。
この投稿をInstagramで見る
菖蒲の葉を頭に巻いて効果はあるの?
菖蒲には多くの効能があることが認められています。
菖蒲にはオイゲノール、アサロン、テルペンなどの成分が含まれています。
これらの成分には疲労回復、リラックス効果、冷えや肩こり、腰痛などに効くなど多くの効果が期待されます。
また、茎の部分は乾燥してすりつぶしたものが漢方薬として使用されています。
菖蒲の葉には確かな効能があったのですね!
菖蒲の葉はどこで買えばいい?
菖蒲の葉は、こどもの日が近づいてくるとスーパーやネット通販で手に入れることが出来ます。
イベントが近づくにつれて売り切れてしまいますので、早めに購入して貯蔵庫や冷蔵庫に保管しておきましょう。
まとめ
菖蒲を頭に巻くという風習には、長い歴史があることがわかりました。
また、それは医学的にも認められた確かな効果効能がありました。
こどもに「賢く健康に育ってほしい」という親の願いが込められたものなのですね。
ぜひ5月5日の端午の節句、こどもの日には家族みんなで菖蒲湯につかり、頭に菖蒲を巻いてみてはいかがでしょうか。
コメント